遺伝子工学とは
遺伝子工学とは、遺伝子(DNA)を人工的に操作する技術の総称。
新たな生物活性を持つ遺伝子を工作する。
遺伝子工学の操作を組替えDNA実験という。
組み換え実験操作
in vivo
ラテン語で「生体内で」という意味
個体や細胞などの生体を用いた環境での実験
in vitro
ラテン語で「ガラスの中で」という意味
試験管内などの人工的に構成された各種の実験条件で人為的にコントロールされた環境での実験
DNAとは
DNAとは、遺伝情報を記録した「設計図」である。
タンパク質
生命活動を担う実体
ゲノムをもとに作られる
酵素
生体内の化学反応の触媒となるタンパク質
DNAの発見
1869年にスイス人のフリードリッヒ・ミーシェルが白血球細胞からDNA(核酸)を単離。
DNA(デオキシリボ核酸)は、糖(デオキシリボース)+塩基+リン酸
遺伝物質がDNAである。
1944年 肺炎双球菌を用いたオズワルド・アベリーの実験
世界初の組換えDNA
1972年バーグ
サルのウィルスであるSV40のDNAと大腸菌のガラクトース代謝遺伝子を連結した。
DNAを切断する制限酵素
DNAを繋げるDNAリガーゼ